教員

教 員

小坂 康之
民族植物学、自然資源管理、地域研究
生態環境論講座
名前 小坂 康之(こさか・やすゆき)
職位 准教授
専門分野 民族植物学、自然資源管理、地域研究
研究関心 東南アジアにおける自然環境の改変、農業の近代化、農村の過疎化などの現象を、人と植物の関係を指標に研究してきました。特にラオスの二次林や農地の植生、小農の生産様式、野生植物利用に関心があります。
ひとこと 子供のころ、シンガポールで暮らしました。歩いて通った華人の幼稚園が、はじめてのフィールドです。毎日、炎天下で走りまわったあと、アメリカネムノキの木陰で休みました。それからしばらくして、ラオスやインドに通いはじめ、アメリカネムノキに再会しました。アジアのフィールドワークでは、見るもの全てがめずらしく、しかしどこか懐かしさを感じます。最近は、多様な植物資源を指標にして、アジアにおける人と自然の関係について考えています。
担当授業科目 自然生態論Ⅰ、生態環境論研究演習Ⅰ~IV、東南アジア論課題研究Ⅰ~III、アジア地域研究公開演習、 アジア臨地演習Ⅰ~III
研究業績
(代表論文・
著書)
1. Kosaka, Y., Keothoumma, K., Khamphilavong. K., Kattiyalath, A., Nguyen, K. D. 2024. Drivers for switching from gathering wild paddy field plants to growing them in gardens as vegetables in the Lao People’s Democratic Republic. Economic Botany 78(4): 341-353.
2. 小坂康之 2024.「ラオスの林産物誌」、奥田敏統・平塚基志(編)『森の恵みを活かす知恵―熱帯林と人のくらしを守るNTFP <非木材林産物>』、文一総合出版. Pp. 111-131.
3. 小坂康之 2023.「つかい、つくられるラオスの在来野菜」、伊谷樹一(編)『生態人類学は挑む SESSION4 つくる・つかう』、京都大学学術出版会. Pp. 133-163.
4. 小坂康之、古橋牧子 2021.「ドメスティケーションの実験場としての水田-水田植物の採集と栽培の事例から」、卯田宗平(編)『野生性と人類の論理 : ポスト・ドメスティケーションを捉える4つの思考』、東京大学出版会. Pp. 284-298.
5. Kosaka, Y., Lamphoune, X., Anoulom, V., Houngphet, C., Takeda, S., Kato, M. 2013. Wild edible herbs in paddy fields and their sale in a mixture in Houaphan Province, the Lao People’s Democratic Republic. Economic Botany 67: 335-349.
参照URL https://www.asia.asafas.kyoto-u.ac.jp/kosaka/
京都大学
教育研究活動
データベース
https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.9efd9cc9f10e01fa.html
科学研究費
助成事業
データベース
https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E5%B0%8F%E5%9D%82%E5%BA%B7%E4%B9%8B
メール kosaka.yasuyuki.8c[at]kyoto-u.ac.jp
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