教員

教 員

木下こづえ
保全・繁殖生理学、動物行動学
生態環境論講座
名前 木下こづえ(きのした・こづえ)
職位 准教授
専門分野 保全・繁殖生理学、動物行動学
研究関心 動物たちは、それぞれに長い年月をかけて環境に適応し、種特有の繁殖形態を進化させてきた。生息環境が変化すると、彼らの繁殖にどのような影響を及ぼすのか?を大きなテーマとして内分泌学や動物行動学などの視点から研究している。主に生態系頂点捕食者のネコ科動物を対象としているが、鳥類、陸生哺乳類、海生哺乳類など、多種多様な希少種の研究に携わっている。
ひとこと 「目にうつる全てのことは メッセージ」(荒井由実「やさしさに包まれたなら」より)。
私が大好きな歌の歌詞です。
言葉を話せない動物を理解するには、多様な視点から彼らの複雑なメッセージを読み解く必要があります。彼らからのメッセージを一緒に訳し、人に伝え、次に生かしていける仲間ができたらうれしいです。
担当授業科目 社会生態論Ⅰ、生態環境論研究演習Ⅰ~Ⅳ、アジア・アフリカ地域研究演習、東南アジア論課題研究Ⅰ~Ⅲ、アジア臨地演習Ⅰ~Ⅲ
写真ギャラリー https://www.instagram.com/snowleopard_twinstrust/
研究業績
(代表論文・
著書)
1. 木下こづえ、木下さとみ.幻のユキヒョウ 双子姉妹の標高4000m冒険記.扶桑社,2023.
2. Kinoshita K et al. Characteristics of urine spraying and scraping the ground with hind paws as scent-marking of captive cheetahs (Acinonyx jubatus), Scientific Reports, 12: 15594, 2022.
3. Kinoshita K. A field-friendly method of measuring faecal glucocorticoid metabolite concentration as a simple stress checker in snow leopards, Methods in Ecology and Evolution, 12: 1734-1746, 2021.
4. Kinoshita K. Spectral pattern of urinary water as a biomarker of estrus in the giant panda, Scientific Reports, 2, srep00856, 2012.
5. Kinoshita K. Long-term monitoring of fecal steroid hormones in female snow leopards Panthera uncia during pregnancy or pseudopregnancy, PLoS ONE, 6, e19314, 2011.
参照URL https://www.kodzue-kinoshita.com/
京都大学
教育研究活動
データベース
https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.5e49a3b479427128.html
科学研究費
助成事業
データベース
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000050724233/
メール kinoshita.kodzue.8v[at]kyoto-u.ac.jp
自由記入欄

京大先生シアター「希少動物の繁殖を追う」

読売新聞,自然繁殖できる飼育環境へ,2021年5月16日サイエンス Human欄

電通報「野生動物研究者に学ぶ!『探求力』の可能性

京大広報3月号 洛書「動物の行動の「なぜ」を探す」 
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