名前 | 甲山 治(こうざん・おさむ) |
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職位 | 准教授 |
専門分野 | 水文学、大気陸面相互作用、水工学 |
研究関心 | 日本、東アジア、中央アジアから東南アジアにかけて、土地利用の改変をはじめとする様々な人間活動のインパクトを、水循環モデル等の数値計算を用いて解析している。その際に自然環境の持続性のみならず、自然環境と人間活動の相互作用に関して解析を進めることで地域の特性を明らかにしている。これまでに梅雨期の中国における水管理が大陸スケールの水循環に与える影響や、アラル海流域における水利用変化が地域気候に与える影響、インドネシアにおける大規模植林がもたらす環境への影響等の評価を行っている。 |
ひとこと | 東南アジアは自然が豊かで多様性に富む地域ですが,自然災害や環境破壊なども多い地域です.純粋に科学を追究するのなら先進国の理想的な条件の下で行えばいいのですが,このような地域で現実の問題を解決するには現場に出る必要があります.問題は必ず現場で起こっているのです.だから現場で泥にまみれながら、解決策を見つけ出す必要があります.ASAFASに入学する学生には,強い気持ちを持って現場に関わってもらえるような手助けをしたいと思います. |
担当授業科目 | 水環境・風土論、総合地域論研究演習Ⅰ~Ⅳ、東南アジア論課題研究Ⅰ~Ⅲ、アジア地域研究公開演習、アジア臨地演習Ⅰ~Ⅲ |
エッセイ・ インタビュー |
http://shochou-kaigi.org/interview/interview_21/。 |
写真ギャラリー | http://shochou-kaigi.org/interview/interview_21/ |
研究業績 (代表論文・ 著書) |
1.Kozan O: “Rainfall and Groundwater Level Fluctuations in the Peat Swamps (Chapter10)”, Catastrophe and Regeneration in Indonesia’s Peatlands Ecology, Economy and Society, NUS Press, 296-311 (2016) 2.甲山 治 「インドネシアにおける熱帯泥炭地火災」 土壌水分ワークショップ2014論文集,38-41, 2015 3.柳澤雅之・河野泰之・甲山 治・神崎 護 編講座 「地球圏・生命圏の潜在力 熱帯地域社会の生存基盤」講座生存基盤論2 京都大学学術出版 2012 4.甲山治,「モンスーンアジアにおける水田と大気・水循環」,シー ダー4号水はめぐる―水田がつなぐ知恵― 昭和堂 pp.44-53. 2011 5.甲山治,大石哲,砂田憲吾,馬籠純, 「長期水文・気象データおよび衛星データを用いたアラル海流域における水循環の解析」, 土木学会水工学論文集53, pp.31-36. 2009 |
参照URL | http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/staff_all/division1/kozan/ |
京都大学 教育研究活動 データベース |
https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.8650adc09007e444.html |
科学研究費 助成事業 データベース |
https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?qm=70402089 |
メール | kozan@cseas.kyoto-u.ac.jp |