古澤拓郎教授らのグループは、インドネシア全土という広域を対象に、20年間という長期間にわたり、高い時間分解能と、細かい行政単位で、一貫性のある地球観測データを分析するという包括的な大規模分析を実施しました。その結果都市を除いた、ほぼ全ての県で植生指数(NDVI)が増加していることを明らかにしました。本成果はインドネシアや世界の環境問題に取り組む機関や研究者にとって貴重な情報源となる他、今後より詳細な分析や関連するテーマの探求を通じて持続可能な発展に資する更なる研究展開が期待されます。
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https://www.nature.com/articles/s41598-023-35330-1
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